毎日の暮らしの中で緑が無性に恋しくなることがあります。
近年激しさが増してきた地球環境の悪化の反動かも知れません。都市化と自然環境の破壊の問題はわれわれの日常生活にまで関係してきています。たとえば、ランドスケープ・アーキテクトの業界でも都市公園、ビル緑地、個人庭園などの持つ環境保全の役割について明確に意識されるようになってきています。現在はまさに「環境の時代」と呼べるのではないかとさえ思います。そして、その環境については次世代へ受け継いでゆけるサステナブル（持続可能）な内容を要求されているのです。
このような状況の中で、弊社はマクロ的には地球環境を、ミクロ的には人の心の喜びを創造し、育むことに挑みつづけています。多くの経験によって蓄えられたノウハウは企画・設計・施工からメンテナンスに至るまで深く幅広いものとなり、「成長する環境」「人と地球に優しい環境」の創造に高い能力を発揮でき るようになりました。
この能力を活かし、時代の要請に沿ったランドスケープ・アーキテクトに貢献し、
「ひと」―――「緑空間」の交流を深めてゆきたいと 願っています。